癌細胞を増やさない作用がある抗がん剤は一方で副作用もある

医者

様々ながん治療に利用されている

がんといってもできる場所によって様々な治療方法があります。白血病のような血液のがんといわれるものもあるのです。その中には抗がん剤があまり効かないものもありますし、効果が上げられているものもあります。

抗がん剤投与が効果を発揮しやすい病気

no.1

小児における急性リンパ性白血病

抗がん剤投与によって効果を最も発揮している病気が、この小児に起こりやすい急性白血病の一種です。効果は5年生存率で測られるのですが、この急性リンパ性白血病に関しては、実に70%以上になっているのです。

no.2

成人の急性リンパ性白血病にも効果

急性リンパ性白血病は、抗がん剤投与によって治癒しやすいがんの一つであり、そのため小児だけでなく成人にも適応されています。白血病細胞を減少させるために使われる抗がん剤としては、塩酸ダウノルビシンやシタラビンなどとなっています。

no.3

非ホジキンリンパ腫

リンパ腫の中でも非ホジキンリンパ腫に効果があるため、抗がん剤がよく使われています。使用する際は、進行度や悪性度がどれくらいあるのか調べなければなりません。5年生存率は60%となっています。

no.4

成人の精巣がん

精巣がんにかかったのであれば、必ず多剤併用化学療法が行われます。そうすることで治癒率も非常に高くでき、60%以上の人が完治に向かいます。これは、一位の小児急性リンパ性白血病と比べても遜色ない数字です。

no.5

卵巣におけるがん

精巣がんは男性特有のがんですが、卵巣がんにも抗がん剤を投与すると寛解率が上がるということで注目されています。シスプラチンを使うことが多く、基本的に多剤併用化学療法となります。がんの消失率は40%です。

これ以上増やさない

医療

作用の流れについて

抗がん剤投与も含めた、がんの化学療法については20世紀に入ってから提唱されるようになりました。がん細胞を破壊するために使うことができる成分が発見され、治療に使われるようになったのです。
まず血液に薬物が入り、その血液が全身を巡ります。もしがんが全身に巡っていても、気付かないくらいの悪性腫瘍を薬物で攻撃して死滅させられるのです。

放射線との違い

副作用もあるという抗がん剤なので、放射線治療と比べる人もいます。
放射線も体に傷をつけずにがん治療ができる方法ではありますが、放射線を当てるには副作用を抑えるために、ある程度どこにがんがあるのか知らなければいけません。そのため、全身に散らばっているがん細胞全てに対処することはできないのです。

抗がん剤にも種類がある

化学療法ともいわれているのですが、これは化学物質を使う際にそう呼ばれます。
その他の抗がん剤治療といえば、分子標的薬を用いる方法があり、もう一つにはホルモン療法が使われています。
化学物質でがんを死滅させる、分子レベルで癌細胞を捉える、もしくはがんの増殖に関与しているホルモンを抑える、このどちらかでがん細胞の増殖を抑えていくのです。

どのように投与するか

抗がん剤はどのように体に摂取するのかというと、二つの方法があります。
・飲み薬を使う…飲み薬は粉薬ではなく、錠剤やカプセル状になった薬を飲む方法が一般的。
・注射や点滴…直接液状になった抗がん剤を静脈に注入していく方法。その中でも、カテーテルを通す方法や、皮下に装置を埋め込み、必要時に投与する方法もある。

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